イケハヤさんのBrain教本「AIアニメの教科書」を参考に、前回の記事では
・キャラクター設定シート
・字コンテ
・絵コンテ
までの作成メモを記録。
今回はいよいよ後半のステップ、動くアニメ動画としての作成過程。
<静止画作成>
動画はまだである。
前回作成した絵コンテ各カットから、そのシーンの動画の元になる静止画を生成する。
カメラアングルや照明効果などもイメージしつつプロンプトに記述し、ChatGPT Images 2.0へ投げる。
「絵コンテのカットNo.5の静止画を…」とプロンプトで指定すれば認識してくれてAIの進化を感じる。
絵コンテのカットNo.5の最初の静止画生成イメージは以下のとおり。
同様に各カットの静止画を紙芝居のように生成していく。
<動画作成>
いよいよ動画生成。今回、評価の高いSeedance 2.0で初挑戦してみる。
Seedanceは課金前提、月間や年間サブスクはまだ使いこなせる自信なく、買い切りのスターターパック1,000クレジット、$39.9を購入。
早速作成した静止画を元に、解像度720P、1カット7秒前後の動画を生成しようとすると、Seedance2.0の最新モデルだと100クレジット近い試算となり、なかなかの高コスト。
これでは試行錯誤して何度も作り直せない、一発で完成形ができるとも限らない。
そこで、Seedanceは2.0ではなく1.0の高速モデルを選択、解像度480Pで試算すると、なんと5クレジット。全然安い、これで試してみることにする。
今回、音楽やセリフはそれぞれ別に作成し、後の動画編集時にマージする。
静止画に数秒の動きをつける、そんな用途ならSeedance2.0ではなく1.0でも十分なスペック、コスパもよいと感じた。
絵コンテの各カットの動きを想定しながら、作成した静止画をインプットに各シーンの動画を生成していく。
<BGM>
今回作品のBGMは、音楽生成AIサービスのSunoでインストゥルメンタル曲を別途作成し、動画編集時にアドオンする方法で進める。
曲の長さは作品の想定の長さに合わせて1分前後。
紫苑のキャラクターやテーマの小さな挑戦というキーワード、映像に合う曲を複数生成し、より作品のイメージに合うものを選曲した。
Sunoは月額$8のPro Planをサブスクリプションしていたのでそのまま利用。
<セリフ>
今回は時間もなく、BGMと字幕のみで作成しようと考えていた。
しかし、AIアニメの教科書に紹介されていたボイス生成AIサービスのElevenLabsを利用すれば簡単にセリフの音声データが作成できそうである。
キャラクターの口の動きとセリフの発声を合わせるリップシンクなどはあきらめ、作品を通してナレーション風に喋らせることにする。
字コンテ、絵コンテから紫苑のセリフをコピペし、テキスト読み上げで音声ファイルに出力していく。
声の種類は、紫苑のキャラクターに合いそうなものを選択し、読み上げ速度や表現などを微調整、ナレーション的なセリフをイメージして作成してみた。
ElevenLabsはFree Planの範囲で課金なし。
<動画編集>
ここまでで絵コンテの各カット別のアニメ動画データ、セリフとなる音声データ、全体のBGMとなる音楽データがやっと揃った。
これらのパーツを動画編集ソフトに取り込み、1つのアニメ作品として編集していく。
動画編集ソフトは、AIアニメの教科書にも紹介のあったDaVinci Resolveを使用。
プロの映像クリエイターも使用する本格ソフトとのことで少しテンションがあがる。
無料版をダウンロード、使い方はChatGPTにやりたいことを伝えれば教えてくれるので戸惑うことなく使用できた。
動画、音声、音楽など全てのデータをメディアプールに取り込み、それを絵コンテどおりにタイムラインの各トラックに並べていく。
カットのタブで各シーンの長さや字幕テキスト、音声データの位置を視覚的に確認、調整できる。
エディットのタブではDaVinci Resolveの標準機能によるタイトル表示やエンドロールなどを追加。
このソフトを使いこなせるようになれば、動画編集の段階でエフェクト効果などの映像演出、明るさなど様々な調整ができそう。
<完成、そして最後に>
後は、DaVinci Resolveのプロジェクトファイルから、1つの動画ファイル(mp4形式)に出力して完成。
わずか1分のAIアニメ作成に丸3~4日と約$50…
大変だったが逆に考えると、素人が1人でお小遣い程度のコストでアニメ作成できるということ。
こんなことができるようになるとは。
駆け込みだったが、今回のAIアニメコンテストに参加して素晴らしい経験ができた。
NinjaDAOの主催者様やこのアニメの感想など頂いた皆様、この記事を最後まで読んでくださった皆様に心から感謝。







カニンガムさん、
うおーすげー!AIアニメ作りって今こんな感じなんですね!
ぼくも興味あるけど手がだせないのでウォッチさせてください。よろしくお願いします♪
タイトル表示とエンドロールは、DaVinci Resolveだったんですね!オシャレで高級感がありました。素敵な作品、本当にお疲れさまでした。皆さんと一緒に鑑賞会を楽しめたのも嬉しかったですね☺️